ポケカファンの皆さんこんにちは、親子でポケカ研究所所長のZARUTOP(@oyakodepokeca)です。
毎回ポケモンカード1枚にスポットを当てて、そのカードの特徴や使い方などをなんとなく分析していく「ポケカの楽しい使い方」シリーズ。
今回取り上げるのは、こちら「ゼラオラV」です。
ゼラオラV/れんげきポケモンの連続攻撃でベンチを雷撃する飛び道具アタッカー
ゼラオラVは雷タイプのれんげきたねポケモン
HPは210です。
雷☓①・無☓②/クロスフィスト 100
前の自分の番、このポケモン以外の「れんげき」のポケモンがワザを使っていたなら、相手のベンチポケモン1匹にも、160ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
ワザは1つで、特性もなし。
まさに「クロスフィストを放つために生まれてきたポケモン」と言えます。
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ゼラオラVの特徴/抜群の攻撃力を誇るたねポケモンながら、HPの低さがネック
ゼラオラVの特徴①れんげきのポケモンである
ゼラオラVはれんげきマークのついたポケモンですので、れんげきエネルギーやスパイラルエネルギーに対応、オクタン「れんげきサーチ」の対象、バシャーモVMAXのダイブレイズでエネルギー加速ができる、ズミでHPが回復できるなど、れんげきカードを活用したプレイイングが可能です。
オクタン
特性/れんげきサーチ
自分の番に1回使える。自分の山札から「れんげき」のカードを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。この番、すでに別の「れんげきサーチ」を使っていたなら、この特性は使えない。
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バシャーモVMAX
無☓②/ダイブレイズ 130
自分のベンチの「れんげき」のポケモンを2匹まで選び、自分のトラッシュからエネルギーを1枚ずつつける。
ズミ
ズミ
自分の「れんげき」のポケモンを2匹まで選び、HPをそれぞれ「60」回復する。
ゼラオラVの特徴②ベンチ攻撃が得意
ゼラオラVのクロスフィストは、前のターンに他のれんげきポケモンがワザを使っているという制約がありますが、バトル場に100、ベンチに160という大ダメージを与えられるワザです。
連続してクロスフィストを使うことができないので、ポケモンを入れ替えながらの攻撃にはなりますが、2体動時きぜつも可能となる複雑な攻撃が可能です。
ゼラオラVの特徴③HPが210と少ない
ゼラオラVはHP210とたねポケモンとしては標準的ですが、積極的にバトル場に出て攻撃するポケモンとしては頼りないです。
同じたねポケモンのハピナスVはHP250であることを考えると、やはり少ない。
ビクティニVMAXのダイビクトリーで簡単に気絶させられてしまうのは、非常にもったいないと感じます。
クロスフィストを使った後、1ターン生き残って回復など行い、もう一度クロスフィストにいける状況を作るためには、「望遠スコープ」ではなく「タフネスマント」こそ、ゼラオラVに必要なポケモンのどうぐだと考えます。
望遠スコープ
望遠スコープ
ポケモンのどうぐは、自分のポケモンにつけて使う。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。
このカードをつけているポケモンが使うワザの、相手のベンチの「ポケモンV・GX」へのダメージは「+30」される。
タフネスマント
タフネスマント
ポケモンのどうぐは、自分のポケモンにつけて使う。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。
このカードをつけているたねポケモン(「ポケモンGX」をのぞく)の最大HPは「50」大きくなる。
ゼラオラVと相性の良いカード/れんげきカードを中心に豊富な組み合わせ
①バシャーモVMAX/ダイブレイズで効率的にエネルギー加速
ベンチに複数のゼラオラVを展開しておいて、ダイブレイズでエネルギーを加速し、クロスフィストにつなげるコンボは強力です。
また雷タイプのゼラオラV、炎タイプのバシャーモVで弱点が分かれる点も魅力です。
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②スパイラルエネルギー/れんげきサーチ対象の雷エネルギー
このカードは「れんげき」のポケモンにしかつけられず、「れんげき」のポケモン以外についているなら、トラッシュする。
このカードは、ポケモンについているかぎり、すべてのタイプのエネルギー1個ぶんとしてはたらき、このカードをつけているポケモンはマヒにならず、受けているマヒは、すべて回復する。
ゼラオラVにとては、雷エネルギーの代わりになるカードです。
スパイラルエネルギー①、れんげきエネルギー①でクロスフィストを撃てます。
もちろん基本雷エネルギーやスピード雷エネルギーでも良いのですが、スパイラルエネルギーの場合、オクタンの特性「れんげきサーチ」で好きな時に持ってこられるという点がメリットです。
③ナゲツケサル/ベンチ狙撃のダメージアップ
特性/スローイングコーチ
このポケモンがいるかぎり、自分の「れんげき」のポケモンが使うワザの、相手のベンチの「ポケモンV・GX」へのダメージは「+30」される。この効果は、この特性を持つポケモンが何匹いても、重ならない。
ベンチ攻撃が得意なゼラオラVにとっては、欠かせない相棒です。
望遠スコープではなく、タフネスマントでHPを増やし、ナゲツケサルでダメージをアップさせる組み合わせがベターと考えます。
非Vのたねポケモンですので、扱いやすく、頂への雪道の効果を受けない点もメリットです。
④タフネスマント/ゼラオラV強化に必須のHP増強手段
ゼラオラVのデッキとして紹介されているもののほとんどは望遠スコープが入っていても、タフネスマントが入っていることがないです。
様々な考え方があるとは思いますが、私自身がゼラオラ/バシャーモデッキを使った感想としては、どうしても「クロスフィストを撃ったの次のターンでゼラオラVがやられてしまう」展開が多いので、そこを何とかもう1ターン耐えたいという思いが強いです。
⑤やまびこホーン/クロスフィストのターゲット呼び出し&ミュウ対策
相手のトラッシュからたねポケモンを1枚選び、相手のベンチに出す。
クロスフィストのベンチ攻撃で倒すポケモンを強制的に出させるために使います。
ゼラオラVの天敵である「ベンチバリアのミュウ」を出させないよう、ベンチ枠を埋めてしまうことも可能。
れんげきのカードなので、オクタンでサーチできる点が便利です。
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⑥フィオネ・あなぬけのひも/クロスフィストのターゲットをベンチに追いやる手段
特性/ひきよせのうず
このポケモンがベンチにいるなら、自分の番に1回使える。相手のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える(バトル場に出すポケモンは相手が選ぶ)。その後、このポケモンについているカードをすべてトラッシュし、このポケモンを山札の下にもどす。
おたがいのプレイヤーは、それぞれ、自分のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える。(入れ替えは相手から行う。ベンチがいないプレイヤーは入れ替えをしない。)
バトル場にいるポケモンを強制的に「ベンチへ送る」ことで、クロスフィストのベンチ狙撃を行うターゲットにしてしまう特性とグッズです。
狙いたいポケモンをバトル場に呼び出す「ボスの司令」とは、逆の動きでポケモンを攻撃します。
⑦れんげきの巻物 天の巻/意表を突く大ダメージ
このカードをつけている「れんげき」のポケモンは、このカードに書かれているワザを使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]
対戦相手のデッキによっては、大ダメージを与えられるので、クロスフィストと併用して1枚持っておくと役立つカード。
ハピナスVやいちげき系のポケモンなどは、格好の餌食に。
【ゼラオラ・バシャーモデッキ】安定の2パターン/オクタン型orインテレオン型
白銀のランス・漆黒のガイスト環境で最もゼラオラVが活きるのは、やはりバシャーモVMAXと組み合わせたデッキでしょう。
このゼラオラ・バシャーモデッキでは、①オクタンと組み合わせた型、②インテレオンと組み合わせた型の②パターンがメインとなります。
①ゼラオラ・バシャーモデッキ/オクタン型
最速でバシャーモVMAXを進化させ、ベンチにゼラオラV、オクタン、ナゲツケサルなどを展開。
ダイブレイズでダメージを与えつつ、ゼラオラVにエネルギー加速をして、クロスフィストにつなげます。
やらなければならないことが多いので、非常に忙しいデッキですが、オクタンの特性「れんげきサーチ」をうまく活用することで、場を整えやすくなります。
ポイントになるのは、スタジアム「みずの塔」です。
みずの塔
おたがいの「れんげき」のポケモン全員のにげるためのエネルギーは、それぞれ2個ぶん少なくなる。
バシャーモVMAXやゼラオラVを頻繁に入れ替えて戦いますので、実質逃げるエネルギーを0にできる「みずの塔」は、「ふうせん」以上に重宝します。
②ゼラオラ・バシャーモデッキ/インテレオン型
大流行中の「うらこうさくインテレオンライン」を使ったゼラオラ・バシャーモデッキです。
れんげき「メッソン」のワザ「どんどんよぶ」を使って、一気にれんげきポケモンを展開。
どんどんよぶ
自分の山札から「れんげき」のたねポケモンを3枚まで選び、ベンチに出す。そして山札を切る。
ジメレオン、インテレオンと育てつつ、要所要所で特性「うらこうさく」を使って、ゲームを有利に進めていくという流れです。
ゼラオラ・バシャーモデッキの場合、クイックシューターでダメージを調整・上乗せするより、特性「うらこうさく」を使って行く方がメリットは大きそうです。
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このインテレオン型の場合、頂への雪道が使える点も1つのメリット。
相手デッキのVやGXポケモンが持つ重要な特性はシャットアウトしつつ、こちらは「ルールを持たない」インテレオンラインの特性をフル活用して、戦っていくことができます。
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おまけ③ゼラオラV・れんげきウーラオスデッキ
れんげきの看板ポケモンであるれんげきウーラオスVMAXとゼラオラVを組み合わせることももちろん可能です。
闘☓①/しっぷうづき30+
この番、このポケモンがベンチからバトル場に出ていたなら、120ダメージ追加。闘☓②・無☓①キョダイレンゲキ
このポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュし、相手のポケモン2匹に、それぞれ120ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
ゼラオラV、れんげきウーラオス共に、バトル場とベンチの同時攻撃が魅力ですので、より多彩な攻撃パターンが生まれそうです。
キョダイレンゲキでトラッシュしてしまったれんげきエネルギー回収という点では、さらにバシャーモVMAXをからめるのも面白いかと思います。
ただ、とにかく天敵である「ベンチバリアミュウ」にだけは注意が必要です。
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れんげきデッキの宿命的宿題/ベンチバリアミュウ対策をどうするか
ベンチバリアの特性を持つミュウは、ベンチ攻撃を得意とするれんげきポケモンの天敵ですが、その決定的な解決策は見つかっていません。
現状では、ベンチのミュウをバトル場に引きずり出せる単純明快な手段である「ボスの指令」を厚くして、ミュウを出された段階ですぐに倒せるよう準備をしておくのが、ベストな選択だと感じます。
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