ポケカファンの皆さんこんにちは、親子でポケカ研究所所長のZARUTOP(@oyakodepokeca)です。
毎回ポケモンカード1枚にスポットを当てて、そのカードの特徴や使い方などをなんとなく分析していく「ポケカの楽しい使い方」シリーズ。
今回取り上げるのは、こちら「ユキノオー」です。
ユキノオー/いちげきポケモンのHPを50アップさせるHP強化特性「タフネスアップ」
ユキノオーは、ユキカブリから進化する1進化ポケモン。
いちげきマーク付きで、HPは140です。
注目すべきは特性「タフネスアップ」です。
特性/タフネスアップ
このポケモンがいるかぎり、自分の場の「いちげき」のポケモン(「ユキノオー」をのぞく)全員の最大HPは、それぞれ「50」大きくなる。この効果は、この特性を持つポケモンが何匹いても、重ならない。
ユキノオーをのぞくすべての「いちげき」ポケモンのHPを50上げるという強力な特性です。
たねポケモンでも、進化ポケモンでも、VMAXでも、非Vでも、すべての「いちげきポケモン」が対象です。
タフネスマントを合わせれば、HPは+100。
このカードをつけているたねポケモン(「ポケモンGX」をのぞく)の最大HPは「50」大きくなる。
大きなお守りと合わせれば、+80になります。
このカードをつけているポケモンの最大HPは「30」大きくなる。
ユキノオーと同じような同じようなタイプに「いちげきポケモンのワザのダメージを+30する」特性を持った「エンブオー」がいますが、こちらは2進化ポケモンであるため、非常に使いづらいのが欠点。
その点ユキノオーは、1進化なので実用的です。
特性/とうこんのかまえ
このポケモンがいるかぎり、自分の「いちげき」のポケモンが使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+30」される。
ユキノオー+グッズで「いちげきVポケモンのタッグチーム化」
このユキノオー+グッズを使ったHP強化により、「いちげきVポケモンのタッグチーム化」が可能になります。
タッグチーム(TAGTEAM)とは、ゲンガー&ミミッキュGX,ピカチュウ&ゼクロムGX、レシラム&リザードンGX、ミュウツー&ミュウGXといった2匹のポケモンが描かれたシリーズのカードです。
現在のVMAXに該当するカードで、強力なワザと高いHPを持っている代わりに、きぜつをするとサイドを3枚とられてしまいます。
なぜユキノオーによって、「いちげきVポケモン」がタッグチーム化するのか?
まずは、「タッグチームの特徴」を確認しましょう。
タッグチームの特徴
- HPが高い(240〜280程度)
- 強力なワザを持っている
- 進化をする必要がなり「たねポケモン」である
- きぜつでサイドを3枚とられる
ユキノオー+タフネスマントを使うことで、「いちげきVポケモン」のHPは+100されます。
例えば、いちげきウーラオスVは、HP220ですので、HP強化によってHPは320まで大きくなります。
ボルケニオンVも同様に、HP220ですので、HP強化によってHPは320になります。
どれもタッグチームに匹敵する値まで、HPを高めることが可能になります。
では、HP強化した「いちげき」ポケモンの特徴を確認しましょう。
結果として、
- HPは高くなった。
- 進化する必要もなく戦える。
これはタッグチームと同様のメリットです。
さらに、HP強化いちげきVには、タッグチームと異なり「きぜつしてもサイドを2枚しかとられない」というメリットもあります。
しかし、残念ながら、タッグチーム最大の特徴である「強力なワザ」については、HP強化した「いちげきV」は持っておらず、その点が最大の問題点であると言えます。
強化されたいちげきVポケモンの耐久力と持ち前の機動性、いちげきの特徴を活かして戦う
特性「タフネスアップ」を持ったユキノオーによるHP強化を行ったいちげきポケモンは、HPが高いという耐久性、そして進化せずに戦えるというスピードを兼ね備えたアタッカーです。
その大きなメリット、そして個性的ないちげきのカード、さらにダメージ+20を約束する「いちげきエネルギー」をうまく活用して、闘っていくことが求められます。
ユキノオーは、不遇の時代を過ごす「いちげきポケモン」にとって、一筋の希望の光であることを願います。
-
-
【ポケカ】一撃衣嚢怪物特設環境対策プロジェクト〜基本編〜/いちげきとは何者なのか?【3つの特徴から探る】
ポケカファンの皆さんこんにちは、親子でポケカ研究所所長のZARUTOP(@oyakodepokeca)です。 ポケモンカードゲームソード&シールドの新たな看板ポケモンとして登場した「いちげき」と「れん ...
続きを見る