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やまびこホーンの評価と考察/ポケモン管理に頭を悩ませる時代に突入【三神&連撃はますます強化】

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やまびこホーンの評価と考察/ポケモン管理に頭を悩ませる時代に突入【三神&連撃はますます強化】

やまびこホーンの評価と考察/ポケモン管理に頭を悩ませる時代に突入【三神&連撃はますます強化】

ポケカファンの皆さんこんにちは、親子でポケカ研究所所長のZARUTOP(@oyakodepokeca)です。

毎回ポケモンカード1枚にスポットを当てて、そのカードの特徴や使い方などをなんとなく分析していく「ポケカの楽しい使い方」シリーズ。

今回取り上げるのは、こちら双璧のファイター収録の「やまびこホーン」です。

恐怖のやまびこホーン/たねポケモンをトラッシュから強制的にベンチへ!

やまびこホーンは強化拡張パック「双撃のファイター」で登場したグッズです。

やまびこホーン

相手のトラッシュからたねポケモンを1枚選び、相手のベンチに出す。

相手のトラッシュにある「たねポケモン」限定で選択し、相手のベンチへ強制的に出すことが出来ます。

条件としては、「相手のトラッシュにたねポケモンがあって、相手のベンチが空いている」必要があります。

【やまびこホーンの使い方】HPの低いVのたねポケモンを場に出し、標的にする

最もシンプルな使い方は、トラッシュにあるデデンネGX、クロバットV、ワタシラガV、コロトックV、オドリドリGXなどを呼び出し、そのままベンチ攻撃で気絶させる。またはボスの司令やグレートキャッチャーとのコンボで、バトル場に呼び出して気絶させるというものでしょう。

ボスの司令

グレートキャッチャー

ここで登場したポケモンは、すべて手札ドローを特性でサポートしたり、システムポケモンとしてベンチで役に立つポケモンばかり。

どのデッキにも入っている「必須カード」がそろっています。

これまでもボスの司令で「サイド2枚取り」のターゲットとして狙われてきたポケモンですが、これからは「やまびこホーン」にも気をつけなければなりません。
れんげきウーラオスVMAXやキョダイレンゲキを強化する「ナゲツケサル」、今後登場する「ゼラオラV」など強力なベンチ攻撃を持っているポケモンが、れんげき勢を中心に増えてきていますので、これは由々しき事態と言えるでしょう。

ナゲツケサル

ゼラオラV

やまびこホーン=れんげきのカード=オクタンのサーチ対象なので使いやすい

やまびこホーンは「れんげきのカード」ですから、オクタンの特性「れんげきサーチ」で、使用したいベストなタイミングで手札に加えることが、比較的簡単にできてしまいます。

おくたん

特性/れんげきサーチ
自分の番に1回使える。自分の山札から「れんげき」のカードを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。この番、すでに別の「れんげきサーチ」を使っていたなら、この特性は使えない。

そういった使いやすさ+れんげきポケモンとの相性を考えると、「れんげき系デッキ」には、必ず数枚入っていると考えて良さそうです。

れんげき以外のデッキでも活用可能な汎用性あり。三神ザシアンはさらに強化されるか

もちろん、やまびこホーンは「れんげきデッキ」以外でも活用可能です。
ターゲットとなる「HPの低いVポケモン」を場に出すだけではなく、相手のベンチを強制的に埋めてしまうことで「相手が本当に出したいポケモンを出せなくする」という妨害行為も可能になります。

特に、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXの「オルタージェネシスGX」の効果によって、サイドを1枚多くとることを目的にしている、いわゆる「三神ザシアン」デッキでは、デデンネGXなどV・GXのたねポケモンを倒すことでサイドを「3枚」とることができる可能性が高まりますので、採用率も高くなりそうです。

三神解説
ザシアンV/三神に愛された鋼鉄のポケモン【環境トップを走る高速起動+オルタージェネシスGX】
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逆の立場から言えば、三神ザシアンデッキ相手に「やまびこホーン」を有効活用されないようにするために、余分にデッキに入れておいたデデンネGXやクロバットVなどを手軽にトラッシュできなくなるという状況も発生しますので、注意が必要です。

今まで以上に、ベンチ・トラッシュを含めた「ポケモンの管理」が重要になる

V・VMAXポケモンがデッキの中心になることで、複数のVMAXポケモンをベンチに展開して攻撃をしていくというのが、現在のポケモンカードの主流スタイルとなっています。
自分のVMAXポケモンがきぜつしたら、ベンチに控えているVMAXポケモンが次のバトルを担当するという「これまでの流れ」は、常識ではなくなるかもしれません。

「やまびこホーン」の登場によって、「自分のVMAXが1度きぜつした後、さらにトラッシュからその進化前のVポケモンを呼び出され、またきぜつさせられる」というシチュエーションも考えられます。
相手の攻撃をケアする対象が「バトル場とベンチ」から「バトル場とベンチとトラッシュ」に変わってしまうということです。

Vポケモンの場合、HP200〜220前後であることが多く、非V・GXポケモンの火力でも一撃で倒されてしまう可能性は十分にあります。
なんの準備もできていない「トラッシュから呼び出されたばかりのポケモンV」は、生まれたばかりのバンビほどに無防備なのです。

やまびこホーンと相性の良いポケモン

①グソクムシャのぎゃっきょうぎり

グソクムシャ

ワザ【無×②】ぎゃっきょうぎり 30+
相手の場の「ポケモンV・GX」の数×50ダメージ追加。

ポケモンV・GXが場にいるほどダメージが上がるワザです。
やまびこホーンで相手ベンチにポケモンを強制的に出させることで、ダメージアップが狙えます。

②クチートGXのハッスルバイト

クチートGX

特性/みわくのウインク
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。相手の手札を見て、その中にあるたねポケモンを、好きなだけ相手のベンチに出す。

ワザ
【鋼×①・無×①】ハッスルバイト10+
相手のベンチポケモンの数×30ダメージ追加。

こちらもグソクムシャ、やまびこホーンと組み合わせることで、面白い効果を発揮するポケモンです。
特性みわくのウインクは、「特性&手札版やまびこホーン」であり、かつ複数のたねポケモンをベンチに出せます。

また、ハッスルバイトも「ベンチポケモンの数」でダメージが増えますので、相性は抜群です。

三神ザシアンに「ザシアンVのサポート役」としてよく入っているポケモンですが、今後は「三神クチート」が流行するのかもしれません。

③ガラルサンダーV

ガラルサンダーV

特性/とうそうほんのう
相手の場の「ポケモンV」の数ぶん、このポケモンがワザを使うための【無】エネルギーは少なくなる

やまびこホーンで、トラッシュから「ポケモンV」を相手のベンチに出すことで、ワザ「らいめいげり」に使うエネルギーを減らすことができます。

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