ポケカファンの皆さんこんにちは、親子でポケカ研究所所長のZARUTOP(@oyakodepokeca)です。
毎回ポケモンカード1枚にスポットを当てて、そのカードの特徴や使い方などをなんとなく分析していく「ポケカの楽しい使い方」シリーズ。
今回取り上げるのは、こちら「スイクンV」です。
スイクンVの評価と考察/サブアタッカーにもメインにも。デッキ構成によって様々な可能性があるたねポケモン
摩天パーフェクト収録のスイクンVは、水タイプのたねポケモン。
バトル場で1枚ドローができる特性「しゅんそく」と、お互いのベンチポケモンの数×20+20のワザ「ブリザードロンド」を持っています。
特筆すべきは、2エネルギーでワザが使えるという点。
ムゲンダイナVMAX相手でなければ、最大220打点ではありますが、キャプチャーエネルギーも使えるという点は大きなメリットです。
スイクンVの使い方/水デッキのサブアタッカー・メインアタッカーとしての構築も可能
スイクンVは、大きく分けて2パターンの使い方が可能です
スイクンVの使い方①サブアタッカーとして使う
進化先のないVポケモンですので、水デッキにおけるサブアタッカーとして利用することが可能です。
①ゲームスタート直後のスターターとして使う
特性「しゅんそく」は、1枚ドローが出来ますが、バトル場にいなければなりません。
スターターとしてスイクンVを最初に出した場合は、しゅんそくで1枚多くドローしながら、場の準備を進め、ワザ「ブリザードロンド」で先制攻撃をしかけていくという動きになるでしょう。
②ゲーム中盤のつなぎ役として使う
ワザ「ブリザードロンド」は、お互いに5体ずつポケモンを出し、ベンチが埋まっている時に最も火力が上がります。
ゲーム中盤は、それぞれのデッキのシステムポケモンも展開され、場にポケモンがたくさん出ている状況が多くなります。
そこで出てきたスイクンの220という火力は、非常に有効的です。
また、特性「しゅんそく」とヤレユータンやミュウツーの「山札の上にカードを置く特性」とを絡めることで、「狙ったカードを引く」というプレイイングが可能になります。
中盤、終盤以降の勝負どころで使えると、強く立ち回れるでしょう。
採用が検討されるデッキとすれば、
スイクンV採用が検討できる水デッキ
- はくばバドレックスVMAXデッキ
- シャワーズVMAXデッキ
- インテレオンVMAXデッキ
採用しやすいデッキとすれば水タイプデッキになると思われますが、やはり一番相性が良いのは「はくばバドレックスVMAXデッキ」になると考えられます。
はくばバドレックスVMAXのみをアタッカーとして、インテレオンラインなどでサポートするデッキタイプが多いですが、スイクンVを入れることで、2体のはくばバドレックスVMAXをつなぐ役割を任せることができます。
ただ、はくばバドレックスVMAXデッキの大きなメリットである「頂への雪道の使いやすさが失われる」というデメリットについては、懸念されるところです。
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おまけ効果/やっかいなデッキの対策になる
水デッキのサブアタッカーとして採用した場合、特定のデッキに対しては大きなメリットになることも考えられます
対ムゲンダイナVMAXデッキ
スイクンVは、ベンチにいるポケモンの数だけ火力が上がりますので、ベンチにたくさんのポケモンが並ぶ対ムゲンダイナVMAXデッキでは、非常に強力です。
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グレイシアVMAXデッキ
VMAXからの攻撃を受け付けないグレイシアVMAXの突破口にもなり得ます。
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スイクンVの使い方②メインアタッカーとして使う
スイクンVを4枚入れ、メインアタッカーとして戦っていくデッキ構築です。
アタッカーはスイクンですので、常にバトル場にいて、特性「しゅんそく」を使うことができます。
スイクンVメインのデッキ構成①ルンパッパで+100ダメージを狙う
同じく摩天パーフェクトで登場したルンパッパは、場に出して進化した時の効果として「たねポケモンが使うワザのバトルポケモンへのダメージが+100される」という特殊な特性「ハイテンションダンス」を持っています。
基本的に2進化ポケモンは、立てるのも扱うのも非常に難しいため、インテレオンラインなど限られたポケモンを除き、使われる機会が少ないのが現状です。
しかし、このルンパッパは、「2進化させてからがスタート、それから活躍する」のではなく、「進化することが目標、進化した瞬間で役目は終わり」という特性なので、運用する際のリスクが少なくなります。
もちろん、ルンパッパが進化したタイミングで、2エネルギーをつけたスイクンを用意し、バトル場に「ダメージを与えたいポケモン」を置いておく必要があるので、簡単ではありませんが、ダメージ+100というのは非常に大きいです。
こちらは、ポケカ公式YouTubeチャンネルで使われたスイクンV/ルンパッパデッキ。
ルンパッパに進化するハスブレロは、草タイプバージョンを使っているのが特徴です。
スイクンVメインのデッキ構成②チルタリスでサポートを自在に活用
蒼空ストリーム収録のチルタリスを使ったデッキ構築も見られます。
こちらはスイクンVの特性「しゅんそく」と、山札からサポートを選び、山札の上に戻す効果を持つチルタリスの特性「いざなうしらべ」を組み合わせたコンボを活用するデッキです。
チルタリスの特性「いざなうしらべ」で「今、使いたいサポート」を山札の上へ。
スイクンVの特性「しゅんそく」で上に置いたカードを引き、手札に加えて使う。
このコンボによって、様々なサポートを計画的に利用することができます。
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チルタリスの評価と考察【特性・いざなうしらべ】炎型レックウザデッキにも/スイクンV・ヤレユータン・チラチーノと運用
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相手の手札に干渉できる「ムサシとコジロウ」に「リセットスタンプ」を組み合わせて、相手の手札をゼロにしてしまう「ハンデス=ハンド(手札)+デストラクション(破壊)=手札破壊」というレベルの高いコンボを使いこなしているデッキもあり、まだまだ様々な可能性がありそうです。
スイクンVメインのデッキ構成③バスラオと合わせて、入れ替えながら闘う
れんげきエネルギー1枚でつかえるバスラオは、スイクンVデッキのサブアタッカーとしても検討できます。
スイクンVで、お互いのベンチに7体=140+20=160ダメージ与えておけば、バスラオの追撃で160+30=190ダメージプラスされて、350ダメージ。
VMAXポケモンを倒すのに十分な火力となります。
スイクンVも2エネルギーでワザが使えるので、機動性能は申し分ありません。
スイクンV、バスラオともにたねポケモンですので、進化する必要もなく、運用はしやすいでしょう。
ルンパッパやチルタリスと組み合わせたデッキほどプレイイングの難易度も高くなく、シンプルな使いやすさとカスタマイズのしやすさに可能性を感じます。
おなじく連撃のインテレオンラインと合わせたり、
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特性「れんげきサーチ」のオクタンと組み合わせて、れんげきカードを効果的に使う構成にしても面白いかもしれません。
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