ポケカファンの皆さんこんにちは、親子でポケカ研究所所長のZARUTOP(@oyakodepokeca)です。
毎回ポケモンカード1枚にスポットを当てて、そのカードの特徴や使い方などをなんとなく分析していく「ポケカの楽しい使い方」シリーズ。
今回取り上げるのは、シャイニースターV収録の「クロバットV」です。
クロバットVは、悪タイプ、HP180のたねポケモンです。
なんといっても特筆すべきは、こちらの特性。
【特性】ナイトアセット
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の手札が6枚になるように、山札を引く。この番、すでに別の「ナイトアセット」を使っていたなら、この特性は使えない。
自分の手札の枚数に応じて、「6枚になるまで」山札からカードを引けます。
つまり、クロバットをベンチに出した時に自分の手札が2枚であれば、4枚山札から手札に加えられるということです。
ポケモンカードにおいて、手札を引けるのは、自分のターンの最初。
そして、博士の研究やマリィなど、サポート系のカードを使用した時です。
それ以外の場面で、手札ドロー、手札補充を可能にするのが、このクロバットの特性「ナイトアセット」です。
手札を増やせることのメリットは大きく、クイックボールが手に入れば当たらなポケモンを呼び出せますし、トレーナーズやエネルギーのカードがあれば、次の展開や攻撃にまで進むことができるかもしれません。
ムゲンダイナデッキの必須ポケモン/特性ムゲンゾーンで複数採用
クロバットは悪ポケモンですので、現環境でもトップレベルの強さを誇る「ムゲンダイナデッキ」との相性は抜群です。
【特性】ムゲンゾーン
自分の場のポケモン全員が悪タイプならはたらく。自分のベンチに出せる悪ポケモンの数は8匹になり、別のタイプは場に出せない。(この特性がはたらかなくなったとき、ベンチが5匹になるまでトラッシュする。)
ムゲンダイナVMAXの特性「ムゲンゾーン」によって、悪タイプのみなら8匹のポケモンをベンチに並べられるようになるため、クロバットVを複数枚ベンチに出し、その度に山札をひくことができます。
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様々なデッキに入る可能性あり/サポート以外の手札ドローは強力
クロバットVは、悪タイプだけではなく、様々なデッキに入っています。
手札を増やすことは、強力な効果をもたらします。
サポートでもワザでもなく「特性」でそれを行えるという点に、クロバットVの価値があります。
デデンネGXとの比較/手札を残すかトラッシュか【HPはクロバットに軍配】
クロバットVとよく比較されるのがデデンネGXです。
【特性】デデチェンジ
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の手札をすべてトラッシュし、山札を6枚引く。この番、すでに別の「デデチェンジ」を使っていたなら、この特性は使えない。
特性デデチェンジは、手札をすべてトラッシュし、山札から6枚当たらなカードを引くことができます。
効果としては、枚数こそ違いますが「博士の研究」と同じです。
手札を残しつつ、使えるカードを増やせるクロバットV。
手札は失いますが、必ず6枚ドローできるデデンネGX。
その時の状況によって使い分けるため、両方のカードを採用しているデッキも少なくありません。
デデンネGX同様、ボスの司令などで狙われて、サイド2枚をとられてしまうというデメリットはあります。
しかし、デデンネGXよりHPが20多いことにより、「ウッウVのスピッドシュートで一撃」という危険性はなくなります(望遠スコープなしの場合)。
基本的な使い方としては、デッキに「クロバット1枚、デデンネ1枚」を入れておくのが、無難な選択肢であると考えます。
クロバットのワザ/どくのキバは思わぬところで役立つ?
ほとんど使う場面はないと思いますが、クロバットVのワザ「どくのキバ」は、「70ダメージ+どく」とそれなりの攻撃力を持っていますので、意外な場面で役に立つ場合があるかもしれません。
【悪×① 無×①】どくのキバ 70
相手のバトルポケモンをどくにする。
クロバットVと相性の良いカード
ネズ/クロバットVとエネルギーが手に入るお得感
クロバットVと相性の良いカードとして、よく取り上げられるのがネズです。
自分の山札からポケモンとエネルギーを1枚ずつ選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
サポートは、自分の番に1枚しか使えない。
ネズを使うことでクロバットVとエネルギーを1枚ずつ、手札に加えられます。
ネズの場合、基本エネルギーだけではなく、特殊エネルギーも対象範囲という点も見逃せません。