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ハピナスVの評価と考察/注目すべき4つのデッキパターンを紹介【使える特殊エネルギー一覧も】

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ハピナスVの評価と考察/注目すべき4つのデッキパターンを紹介【使える特殊エネルギー一覧も】

ハピナスVの評価と考察/注目すべき4つのデッキパターンを紹介【使える特殊エネルギー一覧も】

ポケカファンの皆さんこんにちは、親子でポケカ研究所所長のZARUTOP(@oyakodepokeca)です。

毎回ポケモンカード1枚にスポットを当てて、そのカードの特徴や使い方などをなんとなく分析していく「ポケカの楽しい使い方」シリーズ。

今回取り上げるのは、こちら「ハピナスV」です。

ワザを使う度に火力アップするハッピーボンバー/耐久型Vポケモン

ハピナスV

ハピナスVは、HP250、無色タイプのたねポケモンです。

特性/しぜんかいふく
自分の手札からこのポケモンにエネルギーをつけるたび、このポケモンの特殊状態をすべて回復する。

ワザ
無×1/ハッピーボンバー10+
このポケモンについているエネルギーの数×30ダメージ追加。のぞむなら、ダメージを与えたあとに、トラッシュからエネルギーを3枚まで選び、このポケモンにつける。

ハピナスVの特徴/たねポケモンなのに高いHPプラス回復系カードとも相性良し

ハピナスVの特徴①HPの値が250と大きい

たねポケモンとしてはかなり大きいHP250である点が魅力です。
タフネスマントをつけることでHP300となり、一撃できぜつさせられる可能性を減らせます。

ハピナスVの特徴②たねポケモンなのでサイドを2枚しかとられない

ワザを使うほど火力が上がり、逃げエネルギーも4と大きいハピナスVは、一度バトル場に出たら、きぜつするまで戦い続けることが想定されます。
その点で、きぜつしても2枚しかサイドをとられないことが有利に働きます。

ハピナスVの特徴③回復しながらの戦いにも適している

最大300という高いHPに加えて、ワザを使うことで毎ターン最大3枚のエネルギー加速が可能であることから、回復系のカードとも相性が良いです。

すごいきずぐすりなどで、ダメージを回復しながら耐久戦に持ち込むことができます。

すごいきずぐすり

すごいきずぐすり
自分のポケモンを1匹選び、HPを「120」回復する。その後、そのポケモンについているエネルギーを2個選び、トラッシュする。(エネルギーが2個ついていないポケモンには使えない。)

モーモーチーズ
エネルギーがついている自分のポケモンを2匹まで選び、HPをそれぞれ「30」回復する。

マオ&スイレン

マオ&スイレン
自分のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える。
追加で、このカードを使うときに、自分の手札を2枚トラッシュしてよい。その場合、ベンチに入れ替えたポケモンのHPを「120」回復する。

VMAX主体デッキに無類の強さを発揮!ハピナスV・チルタリスデッキ

hapinasuchirutarisu

ポケカCL2022福岡で登場。

ワザ「ハッピーボンバー」を使う度に打点を上げていくことができる無色ポケモンのハピナスVと、V・GXポケモンからワザのダメージを受けない特性「きせきのまもり」を持ったチルタリスを組み合わせたデッキです。

その強さ、戦い方、対策を分析しています。

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多彩なエネルギー加速手段/ハピナスVは、様々なエネルギータイプに対応【超・炎・鋼・水・草】

ハピナスVのハッピーボンバーは、無色エネルギー1枚で起動し、火力アップのためのエネルギーについてはその種類も問われません。
つまり、どんなタイプと組み合わせても運用できるということです。

オーロンゲVMAX

ドータクン/鋼エネルギーの魔術師

悪の「シャドーコネクション」や鋼の「メタルトランス」のように、エネルギーを移動できる手段がある場合は、ハピナスVを「エネルギー貯蓄所」として利用し、そこからアタッカーとなるポケモンにエネルギーを移動し、ワザを使うという手法も活用できます。

ハピナスVは、様々な特殊エネルギーにも対応

ハピナスVのハッピーボンバーは、基本エネルギーだけではなく、特殊エネルギーにも対応しています。
特殊エネルギーは、それぞれ様々な追加効果を与えられる点が魅力です。

ダブルターボエネルギー

ダブルターボエネルギーは、ポケカに「エネルギー供給革命」を起こすのか?

ハピナスVは、ついている無色エネルギーの数だけ打点が+30されますので、

ダブルターボエネルギーによって「ダメージ+60」になり、さらにその効果で「ダメージ-20」されるという処理になります。
よって、ダブルターボエネルギー1枚で「ハッピーボンバー」の要求エネルギーを満たしつつ「40ダメージ分」の強化になります。

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パワフル無色エネルギー

パワフル無色エネルギー

このカードは、ポケモンについているかぎり、【無】エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけている【無】ポケモンが使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+20」される。

4枚つければ、80ダメージアップ。

必ず4枚フル投入しておきたい特殊エネルギー。

ウィークガードエネルギー

ウィークガードエネルギー

ウィークガードエネルギー
このカードはエネルギー1個ぶんとしてはたらく。

ハピナスVは、闘タイプ弱点なので、主にれんげきウーラオスV対策として必須カード。

キャプチャーエネルギー

キャプチャーエネルギー

キャプチャーエネルギー
このカードは、ポケモンについているかぎり、【無】エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードを手札からポケモンにつけたとき、自分の山札からたねポケモンを1枚選び、ベンチに出す。そして山札を切る。

エネルギー加速+クイックボールの役割を果たす、一石二鳥カード。

ベンチを整えるのにも役立ちます。

ラッキーエネルギー

ラッキーエネルギー

ラッキーエネルギー
このカードは、ポケモンについているかぎり、【無】エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけているポケモンが、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、自分の山札を1枚引く。

4枚つけておけば、ダメージを受けるたびに4枚ドロー。

耐久戦のできるハビナスV向きのエネルギー。

リサイクルエネルギー

リサイクルエネルギー

リサイクルエネルギー
このカードはエネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードは、場からトラッシュされるとき、トラッシュせず、手札にもどす。

トラッシュされると手元に戻ってくるので、手貼り要員として貴重です。

ポリゴンZ型であれば、手札に戻ったら即時エネルギー加速が可能。

オーロラエネルギー

オーロラエネルギー

オーロラエネルギー
このカードは、手札からポケモンにつけるとき、自分の手札を1枚トラッシュしなければつけられない。

他のエネルギーをトラッシュしつつ、エネルギー加速ができる点で便利。

ガラルサンダーVなどを運用するときにも必要です。

ドローエネルギー

ドローエネルギー
このカードはエネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードを手札からポケモンにつけたとき、自分の山札を1枚引く。

ハピナスVをメインにしたデッキ構築事例④パターン

ハピナスVのデッキでは、特殊エネルギーを大量に投入する型が基本になると考えられます。

デッキ構築例①ポリゴンZ型

ポリゴンZ

特性/クレイジーコード
自分の番に何回でも使える。自分の手札にある特殊エネルギーを1枚、自分のポケモンにつける。

特性「クレイジーコード」を使えば、手札にある特殊エネルギーをハピナスVにつけ放題です。

しかし、問題も多く

ポリゴンZの問題

  • 2進化のポリゴンZをたてるのが大変
  • ポリゴンZのためにカード枠をたくさん消費する
  • ポリゴンZがいても手札にエネルギーがなければ加速できない

やはり2進化ポケモンを運用するのは、非常に手間がかかります。
ポリゴンZのために、進化元、進化先、ふしぎなあめやしんかのおこうも投入しなければならないため、60枚のデッキ枠をかなり圧迫されます。

効率的に2進化させるためにピオニーを使って、しんかのおこう・ふしぎなあめを一緒に手に入れるというプレイパターンもあります。

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デッキ構築例②炎エネルギー型

溶接工

通常の炎タイプと同様、溶接工+巨大なかまど+炎エネルギーで安定して、大量のエネルギー加速をしていくデッキです。

特性「あぶりだす」を持ったエンニュートを使い、炎エネルギーをトラッシュしつつ手札ドローをするという流れを加えると、より強力です。

エンニュート

特性/あぶりだす
自分の番に1回使える。自分の手札にあるエネルギーを1枚トラッシュする。その後、山札を3枚引く。

環境上位に炎タイプが多いことからも分かる通り、エネルギー加速の安定度は抜群です。

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デッキ構築例③フリーザーV/チラチーノ型

ハピナスVの場合、とにかくハッピーボンバーを使うことでエネルギー加速を効率的に行い、火力を上げていくことが重要です。
そのためには「トラッシュにエネルギーを送っておく」ことが不可欠です。

そこで、能動的に「カードをトラッシュしつつ、手札も補充する動き」を実現するために選んだのが、こちらのポケモン。
ガラル フリーザーVとチラチーノです。

チラチーノ

ガラル フリーザーVの特性「さいこうちく」は、2枚トラッシュで1枚ドロー。
チラチーノの特性「やりくり」は、1枚トラッシュで2枚ドロー。

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これで可能性としては、毎ターン3枚エネルギーをトラッシュしつつ、ハッピーボンバーにつなげられます。
合わせて手札からのドローも安定してできる点も大きな魅力です。

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ガラル フリーザーVはたねポケモン、チラチーノも1進化ですので、ポリゴンZほどの負担はありません。
特殊エネルギー4種類を各4枚ずつ採用した、16枚の大量エネルギーを使って(もちろん、もっと多くても良いです)、ハッピーボンバーの火力をどんどん上げていくことを目指します。

ガラル フリーザーVを効果的に活用するため、頂きへの雪道対策の混沌のうねりや、マーシャドーを。

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この2体を守るためのベンチバリアミュウも採用しておきたいところです。

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デッキ構築例④キングドラ型

ハピナスVの場合、エネルギーがたまっている状態からきぜつさせられてしまうと、後続が育っていないという場合も少なくありません。
そこで、エネルギーを無駄にしないための手段として特性「かいていのぬし」を持ったキングドラを用いるデッキも考えられます。

キングドラ

特性/かいていのぬし
自分のバトルポケモンが、相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつするたび、1回使える。きぜつしたポケモンについている水エネルギーを好きなだけ選び、このポケモンにつけ替える。

これまではホエルオーVを使って構築されていた部分のホエルオーを、ハピナスVに入れ替えた形です。

ホエルオーV

ハピナスVで大ダメージを与えた後、キングドラにエネルギーを受け継いで、さらに大ダメージという青写真を描くことはできますが、実際に使ってみると事故も多く、そううまくはいかないでしょう。

もしキングドラを使ったデッキが活躍できるのであれば、すでにホエルオー型が流行しているはずです。
ポリゴンZ同様、「とにかく2進化ポケモンは難しい」の一言に尽きます。

抑えておきたいハピナスVの弱点

①エネルギーの数に応じてダメージが上がるワザ

ハピナスVはたくさんのエネルギーを付けますので、イエッサンのサイコキネシスや、れんげきの巻物 天の巻には注意が必要です。

超×①・無×②/サイコキネシス10+
相手のバトルポケモンについているエネルギーの数×60ダメージ追加。

連撃の巻物 天の巻

雷×①・無×①/いづなおとし10+
相手のバトルポケモンについているエネルギーの数×50ダメージ追加。

②「いってんばり」のスピア

草×①/いってんばり
相手のバトルポケモンに特殊エネルギーがついているなら、そのポケモンをきぜつさせる。

使う人は見たことががありませんが、特殊エネルギーを満載しているハピナスVにとっては天敵であることに間違いありません。

③ポケモンのどうぐはがし

ハピナスVにとって、「タフネスマント」がついているかどうかは死活問題であるため、ポケモンのどうぐをはがされてしまうカードは要注意です。

ツールスクラッパー
おたがいの場のポケモンについている「ポケモンのどうぐ」を2枚まで選び、トラッシュする。

ツールジャマー
ポケモンのどうぐは、自分のポケモンにつけて使う。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。
このカードをつけているポケモンがバトル場にいるかぎり、相手のバトルポケモンについている「ポケモンのどうぐ」(「ツールジャマー」をのぞく)の効果は、すべてなくなる。

 

レパルダスV

レパルダスV

特性/かくしヅメ
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。おたがいの場のポケモンについている「ポケモンのどうぐ」を1枚選び、トラッシュする。

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