ポケカファンの皆さんこんにちは、親子でポケカ研究所所長のZARUTOP(@oyakodepokeca)です。
毎回ポケモンカード1枚にスポットを当てて、そのカードの特徴や使い方などをなんとなく分析していく「ポケカの楽しい使い方」シリーズ。
今回取り上げるのは、「ガラルタチフサグマ」です。
ガラルタチフサグマデッキの基本的な戦い方
大型大会やシティーリーグなどで良い結果を出しているガラルタチフサグマデッキは、共通してこちらのデッキ構築のようです。
【デッキコード】8axYGx-wfHBDP-c4Yxxx
本日のポケカジムバトルは6名のご参加!
優勝は当店ポケカ担当「玲紋」です!使用デッキは「タチフサグマ」!
今日作ってそのままガチンコ勝負でした!( ◞•̀д•́)◞⚔◟(•̀д•́◟ )
皆様の挑戦お待ちしてまーす!✨👍✨ pic.twitter.com/fSodt6e7si— イーフォーラム河内長野店【ゲームトレカ】 (@eforum_staff) November 8, 2021
note書き終わりました。!!
ここが登竜門です。頑張ってください!!
最近使ってるタチフサグマについて|みるる #note https://t.co/dKojVrZ981— みるるちゃん@寝違え早退 (@E1RAeSFO4eMa4Pn) November 7, 2021
メインアタッカーは、ワザ「むじひないちげき」を持つガラルタチフサグマです。
ワザは2つありますが、どちらも悪エネルギー1つで使用できます。
ワザ「だまらせる」は30ダメージと打点こそ少ないものの、
相手のバトルポケモンが持っているワザを1つ選ぶ。次の相手の番、このワザを受けたポケモンは、選ばれたワザが使えない。
という効果があります。
強力なVMAXでも、HP170のガラルタチフサグマを一撃で倒せるワザを2つ持っている場合は少なく、メインワザさえロックしてしまえば、ベンチに移動するなど必要な対応をしないとワザが使えない状況に陥ります。
ワザ「むじひないちげき」は、打点60にプラスして
相手のバトルポケモンにダメカンがのっているなら、90ダメージ追加。
という効果があり、ワザ「だまらせる」やガラルジグザグマの「かんしゃくヘッド」、インテレオンの「クイックシューター」などであらかじめダメージを与えておけば、2回の攻撃で300ダメージ与えることができます。
今後、HP280ラインのVSTARが増えることを考えると、「攻撃2回でダメージ300」はメインアタッカーとして十分な威力です。
サブアタッカーとしてヤミラミV・特性「あらくれシャウト」のガラルジグザグマを採用
ヤミラミVであれば、40〜60程度のダメージを与えておくだけで、マッドネイルによる大ダメージが期待できます。
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ヤミラミVの評価と考察/爆発的攻撃力を活かす相棒は「ダメカンばら撒き」か「省エネ小ダメージ」か?
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HPが低いため、あらかじめベンチに置いておくという戦略がなかなか取りづらいですが、キバナやエネルギー転送などを使うことで、一気に2エネルギーをためて奇襲攻撃もできるので、サブアタッカーとしてはうってつけです。
特性「あらくれシャウト」のガラルジグザグマは、特性でダメカンを3個のせられるので、ヤミラミVや「むじひないちげき」を持つガラルタチフサグマとも相性は良し。
さらにワザ「ブロッキング」によって90ダメージを与えつつ、たねポケモンからのダメージを受けなくできるので、相手のデッキタイプによっては「刺さるカード」になり得ます。
デッキを回すエンジンは「インテレオンライン」と回収ネット
非Vデッキに共通して言えることですが、あまりトラッシュできるような余分なカードがないため、「博士の研究を使いづらい」というデメリットがあります。
紹介したガラルタチフサグマデッキも博士の研究は採用されておらず、デッキを回すエンジンになるのは、インテレオンラインの特性「うらこうさく」です。
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インテレオンの評価と考察/「進化すること」を戦略にできる2進化ポケモン【2種類の特性を活かせるデッキとは?】
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特性「うらこうさく」で必要なカードを持ってきて、ガラルタチフサグマラインを育てて攻撃するという戦い方になります。
また非V主体のデッキなので、「回収ネット」がポケモンの使い回し用カード、入れ替え用カードとして活用できる点はメリットです。
特性「あらくれシャウト」のダメカンを増やせる、特性「うらこうさく」を複数回使えると、デッキを回す役割も担えます。
大問題は「メイ」と「ミュウ」がいなくなること/Cマークレギュレーション落ち
このデッキにとって、非常に大きな役割を果たしているのが、メイとミュウです。
メイは、ポケモンがきぜつすることが多い非Vのデッキにおいては必須とも言えるサポートカード。
自分の山札にあるポケモン・トレーナーズ・基本エネルギーを1枚ずつ、手札に加えられるため、次のターンの動きが格段に強くなります。
ミュウは、言わずと知れた特性「ベンチバリア」が強力です。
インテレオンライン、ガラルタチフサグマラインの2進化ラインを2つ育成しなければならないデッキにおいて、ベンチ狙撃は最も怖い対策です。
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ミュウ【評価と考察】/ベンチを守る幻のポケモン【キョダイレンゲキ対策でシステムポケモンをガード】
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問題は、この2枚がどちらも「C」レギュレーションであるということ。
この2枚を失うことで、ガラルタチフサグマデッキは、大きな変革を求められることになります。
特性「きせきのまもり」のチルタリスは使えないか?
かつてジュナイパーとガラルタチフサグマを組み合わせた「ジィナイパー・ガラルジグザグマ」というデッキが存在しました。
ジュナイパーの特性「みつりんめいさい」でV・GXの攻撃をシャットアウトし、ガラルジグザグマのワザ「ブロッキング」でたねたねポケモンの攻撃をシャットアウトするというデッキです。
「令和のジュナイパー」といえば、ハピナスV・チルタリスデッキで華々しくデビューした特性「きせきのまもり」を持ったチルタリス。
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ハピナスV・チルタリスデッキの考察と分析/戦い方と対策【きせきのまもりを突破する方法とポケモン選び】
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ガラルジグザグマとチルタリスを組み合わせたデッキが出来ないだろうか....
特にアイデアはありません。
チャレンジしてみたい方、はりきってどうぞ!