ポケカファンの皆さんこんにちは、親子でポケカ研究所所長のZARUTOP(@oyakodepokeca)です。
毎回ポケモンカード1枚にスポットを当てて、そのカードの特徴や使い方などをなんとなく分析していく「ポケカの楽しい使い方」シリーズ。
今回取り上げるのは、こちら双璧のファイター収録の「バシャーモVMAX」です。
バシャーモVMAX/ダメージを与えながらエネルギー加速をするれんげき炎ポケモン
バシャーモVは、双璧のファイター収録のれんげきマークがついた炎ポケモンです。
無×②/とびひざげり 50
無×②・炎×②/ほのおのうず 210
このポケモンについているエネルギーを2個選び、トラッシュする。
バシャーモVMAXは、同じく双璧のファイター収録のれんげきマークがついた炎ポケモンです。
炎×①/わしづかみ 60
次の相手の番、このワザを受けたポケモンは、にげられない。無×②/ダイブレイズ 130
自分のベンチの「れんげき」のポケモンを2匹まで選び、自分のトラッシュからエネルギーを1枚ずつつける。
注目のワザは「ダイブレイズ」。
130ダメージを与えつつ、トラッシュからエネルギー加速ができます。
しかも特殊エネルギーにも対応。
つまり、れんげきエネルギーを回収することができます。
ダイブレイズ=貴重なれんげきエネルギー回収装置【連撃版・活力の壺】
いちげきウーラオスVMAXの強さは、「キョダイイチゲキ」の圧倒的な火力。
その秘密は、
いちげきウーラオスはなぜ強い?
- いちげきエネルギーのダメージ+20
- ヘルガーの特性「いちげきのほうこう」によるエネルギー加速
- 活力の壺による、いちげきエネルギーの回収
という性質によるものですが、「キョダイイチゲキ」によってトラッシュされてしまう「いちげきエネルギー」を使い回せる「活力の壺」の力が非常に効いています。
れんげきウーラオスVMAの「キョダイレンゲキ」もエネルギーをトラッシュする必要がありますが、これまでは一度トラッシュに落ちたれんげきエネルギーを再利用することが難しいという問題がありました。
そこでバシャーモVMAXの登場です。
「ダイブレイズ」は、特殊エネルギーを扱うことができるので、トラッシュに落ちたれんげきエネルギーを回収することができます。
また、トラッシュからエネルギー加速できますので、手貼りと合わせて、「エネルギー2個分」のれんげきエネルギーを複数枚つけることができるようになるので、より「れんげきポケモン」の準備をスムーズに整えられます。
まさに「自家発電」ならぬ「自家炎上」によって、エネルギーを蓄えていけるポケモンです。
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鋼タイプ=ザシアンVの弱点をつける
環境(ポケモンカードゲームのデッキ勢力図)トップを守り続けるアルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンVを組み合わせたいわゆる「三神ザシアン」デッキのメインアタッカーであるザシアンVは鋼タイプであるため、炎タイプが弱点になります。
環境トップレベルの炎タイプデッキである、ビクティニVMAXデッキや炎ミュウミュウ(ミュウ&ミュウツーGXと炎タイプを組み合わせたデッキ)、マルヤクデVMAX同様、バシャーモVは、その点で有利と言えます。
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バシャーモVと相性の良いポケモンやカード
①モミ/エネルギー効率の良さを活かした回復・耐久型デッキとして活躍の予感
モミ
自分の進化ポケモン全員のHPを、すべて回復する。その後、回復したポケモンについているエネルギーを、すべてトラッシュする。
バシャーモVMAXは、エネルギー効率が良いため「モミ」による全回復を使いやすいという点が大きなメリットになります。
バシャーモVMAXは、ワザを撃つエネルギー効率がよく、さらに自分自身でエネルギー加速ができるため、バトル場とベンチに複数体バシャーモVMAXを用意することで、エネルギーとポケモンを循環しながら闘うことができます。
逃げエネルギーも2なので、風船対応。
スタジアム「みずの塔」で逃げるエネルギーをゼロにすることも可能ですので、入れ替えは割と自由にできます。
②メモリーカプセルで、臨機応変にワザを使い分ける
ダイブレイズは非常に強力なワザですが、打点が130と物足りません。
状況によっては、進化前のワザである「ほのおのうず」210ダメージを使いたいということもあるでしょう。
そこで登場するのがメモリーカプセルです。
メモリーカプセル
このカードをつけているポケモンは、進化前に持っていたワザを、すべて使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]
このカードをつけておくことで、「ほのおのうず」と「ダイブレイズ」を状況に合わせて打ち分けることが可能になります。
「ほのおのうず」でトラッシュしたエネルギーは、溶接工やダイブレイズで再利用が可能です。
バシャーモVMAXとれんげきウーラオスVMAXを組み合わせた「チームれんげき」デッキの可能性
バシャーモVMAXの「ダイブレイズ」は強力なワザですが、エネルギーの供給先が「れんげきポケモン」に限られるという制約があります。
となれば、「ポケモンをすべてれんげきで固めたチームれんげき」であれば、その効果を無駄なく使えるのではないでしょうか。
具体的には
といったれんげきポケモンを組み合わせたデッキになります。
れんげきらしく、様々な可能性が考えられるため、デッキ構築にも頭を悩ませることでしょう。
ナゲツケサルによって、「れんげき」の特徴であるベンチ攻撃はさらに強化されました。
特性/スローイングコーチ
このポケモンがいるかぎり、自分の「れんげき」のポケモンが使うワザの、相手のベンチの「ポケモンV・GX」へのダメージは「+30」される。この効果は、この特性を持つポケモンが何匹いても、重ならない。
望遠スコープと合わせれば、「ベンチにいるVやGX」へのダメージは+60されます。
望遠スコープ
このカードをつけているポケモンが使うワザの、相手のベンチの「ポケモンV・GX」へのダメージは「+30」される。
相手にしてみれば、これは非常に脅威です。
れんげきウーラオスVの「キョダイレンゲキ」はもちろん、サブアタッカー候補であるザングースの攻撃でも複数のポケモンを一撃で倒すことが可能になります。
無×③ しっぷうクロー50
この番、手札から「れんげき」のサポートを出して使っていたなら、相手のベンチポケモン2匹にも、それぞれ50ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
バシャーモVMAXとゼラオラVを組み合わせた「れんげきローテーション」デッキの可能性
ゼラオラVは雷タイプのれんげきたねポケモン
HPは210です。
雷☓①・無☓②/クロスフィスト 100
前の自分の番、このポケモン以外の「れんげき」のポケモンがワザを使っていたなら、相手のベンチポケモン1匹にも、160ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
ワザは1つで、特性もなし。
クロスフィストとバシャーモのダイブレイズは相性抜群です。
バシャーモVMAXでダメージを与えつつ、ベンチのゼラオラVを育てていくデッキです。
最速でバシャーモVMAXを進化させ、ベンチにゼラオラV、オクタン、ナゲツケサルなどを展開。
ダイブレイズでダメージを与えつつ、ゼラオラVにエネルギー加速をして、クロスフィストにつなげます。
やらなければならないことが多いので、非常に忙しいデッキですが、オクタンの特性「れんげきサーチ」をうまく活用することで、場を整えやすくなります。
ポイントになるのは、スタジアム「みずの塔」です。
みずの塔
おたがいの「れんげき」のポケモン全員のにげるためのエネルギーは、それぞれ2個ぶん少なくなる。
バシャーモVMAXやゼラオラVを頻繁に入れ替えて戦いますので、実質逃げるエネルギーを0にできる「みずの塔」は、「ふうせん」以上に重宝します。
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サブアタッカーとしてバスラオの採用もアリ
無×①・水×①/きずにむらがる 30+
相手のバトルポケモンにのっているダメカンの数×10ダメージ追加。
バシャーモVAMX・ゼラオラVデッキは、もともと入れ替えを前提としたデッキですので、バスラオも簡単に組み込むことが可能です。
最速でバトル場にバシャーモVMAXを用意し、ベンチにゼラオラVとバスラオをセット。
「ダイブレイズ」で130ダメージ与えつつ、ゼラオラVとバスラオにエネルギーを加速。
準備が出来たポケモンから、次の攻撃に移行していくというフォーメーションになります。
炎、雷、水と3タイプのアタッカーがそろうことで、相手の弱点に合わせてポケモンを入れ替えていく戦術も可能になります。
どのポケモンも、要求エネルギーが少ないので、プランの実現性という意味では、高いと思われます。
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チームれんげき最大の問題は「ベンチバリア」のミュウ対策
れんげきデッキの天敵となっているのが「ベンチバリア」を持つミュウです。
ミュウがベンチにいることで、「れんげき」のベンチ攻撃は無力化され、大幅な戦力ダウンに見舞われます。
れんげきデッキで闘う以上、「ベンチバリア対策」は書かせません。
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ミュウ対策①/最も効率が良いのはれんげきドラパルトデッキ
れんげきデッキとして、「ベンチバリア」対策を考える場合、最も効率的なのは「ドラパルトVMAX」と組ませることです。
ドラパルトのワザ「ダイファントム」は、「ベンチバリア」の特性を無視して、ミュウにダメージを与えられます。
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ミュウ対策②/最も手っ取り早いのはボスの指令
ミュウがベンチでいくら頑張っていても、「ボスの司令」でバトル場に呼び出されてしまっては、特性の効力は発揮できません。
ミュウを倒すために1ターンを消費しなければなりませんが、その後の展開を考えれば、早めに対策をしておいた方が良いでしょう。
ミュウ対策③/チームれんげき/インテレオンのダメカン攻撃・エンペルト+れんげきの巻物
特性/クイックシューター
自分の番に1回使える。相手のポケモン1匹に、ダメカンを2個のせる。
れんげきインテレオンを複数並べることで、毎ターン大量のダメカンをばらまくことができます。
インテレオンを3体立てれられば、ミュウを倒せる6個のダメカンを1ターンでのせられます。
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また、エンペルトの特性「エンペラーアイ」と「れんげきの巻物 渦の巻」を組み合わせることで、こちらもベンチバリアを突破してダメージを与えられます。
特性/エンペラーアイ
このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手の場のたねポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)の特性は、すべてなくなる。
れんげきの巻物 渦の巻
このカードをつけている「れんげき」のポケモンは、このカードに書かれているワザを使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]
ミュウ対策④/クリムガンやカラマネロVの「ひきずりだす」を使う
無×②/ひきずりだす
相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。その後、新しく出てきたポケモンに30ダメージ。
クリムガンのひきずりだすは、無色②エネルギーなので、ツインエネルギーや溶接工でワザを出す準備が完了します。
ベンチにいる「ミュウ」をバトル場に引きずり出すという「ボスの司令」と同じ効果がありつつ、30ダメージを与えられます。
悪エネルギーかオーロラエネルギーが必要になりますが、カラマネロVも同じく「ひきずりだす」を持っているポケモンです。
悪×①・無×①/ひきずりだす
相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。その後、新しく出てきたポケモンに30ダメージ。