ポケカファンの皆さんこんにちは、親子でポケカ研究所所長のZARUTOP(@oyakodepokeca)です。
今回は、れんげきのサブアタッカーとして大注目のバスラオについて、その特徴と組み合わせるポケモン・デッキについて考えていきたいと思います。
バスラオ/ダメージを与えた後の追撃で真価を発揮するれんげきポケモン
バスラオは、れんげきの水タイプたねポケモンでHPは80です。
無×①・水×①/きずにむらがる 30+
相手のバトルポケモンにのっているダメカンの数×10ダメージ追加。
バスラオの特徴①場に出しやすい
バスラオは、レベルボール、オクタンの特性「れんげきサーチ」、メッソンのワザ「どんどんよぶ」などに対応しているため、場に出しやすい点が特徴です。
たねポケモンなので、進化させる必要がなく、「場に出す、れんげきエネルギーをつける、ワザを使う」と1ターンですべての行動が完結します。
バスラオの特徴②ワザのコストパフォーマンスが良く、条件付きで大火力
バスラオがワザを使うには水①・無①が必要ですが、れんげきエネルギー1枚でまかなえます。
ワザを使う相手にダメカンがのっているという条件付きではありますが、仮に10個のダメカンがのっていれば、ワザ「きずにむらがる」で130ダメージ、15個のっていれば180ダメージを与えることが可能です。
ポケモン1枚、エネルギー1枚でこの火力であれば、申し分ありません。
バスラオの特徴③きぜつのリスクが小さい
バスラオは、使い勝手が良く、高火力の可能性はありますが、非Vポケモンなのできぜつしたとしてもサイドは1枚です。
良い意味で「使い捨て」ができるカードなので、自分のターンが終わった後の「返しの攻撃」を気にする必要がありません。
バスラオが倒されたとしても、サイド1枚に留めることができれば、メリットは大きいです。
バスラオと組み合わせたいポケモンとデッキ⑦パターン
バスラオはれんげきのポケモンですので、当然ながられんげきポケモンと相性が良いです。
れんげきデッキの場合、「水の塔」を使えるので、入れ替えながら闘う戦略が使いやすい点もメリットです。
①カラマネロデッキ/れんげきテンタクルのサブアタッカーとして最適
超×①/れんげきテンタクル 40×
自分の手札から「れんげき」のカードを好きなだけ相手に見せて、その枚数×40ダメージ。その後、見せた「れんげき」のカードを山札にもどして切る。
カラマネロのれんげきテンタクルは、手札にあるれんげきのカードの枚数で火力が変わりますが、VMAXをいちげきできるほどの枚数を集めるのは非常に大変です。
4〜5枚のれんげきカードを集めることができれば、ダメージは160〜200。
次のターン、カラマネロの準備を進めている間に、バスラオで追撃すれば、VMAXも倒せます。
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②れんげきウーラオスVMAXデッキ/しっぷうづきからの「きずにむらがる」で効率的に闘う
闘×①/しっぷうづき30+
この番、このポケモンがベンチからバトル場に出ていたなら、120ダメージ追加。闘×②・無×①/キョダイレンゲキ
このポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュし、相手のポケモン2匹に、それぞれ120ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
れんげきウーラオスVMAXの欠点は、「いちげきできぜつさせられるワザがない」ことです。
必ず、複数回の攻撃で倒していく必要がありますので、バスラオとタッグを組んだ入れ替え戦術には、もってこいのポケモンです。
ワザ「きょだいれんげき」は、エネルギーを全てトラッシュしてしまうという点で使い勝手が悪く、一度に2体のポケモンをきぜつさせられるチャンスや、最後のとどめなどに利用する方が適しています。
れんげきウーラオスVMAXの「しっぷうづき」を追加効果アリで使うことで、まず150ダメージ。
そこからさらに、バトル場を入れ替えて、バスラオで追撃することで15☓10+30=180ダメージ。
合計330ダメージで、大抵のVMAXポケモンは撃破できます。
れんげきウーラオスVMAXを2体+バスオラで回していけば、効率よく、相手をしとめていけるでしょう。
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③バシャーモVAMX・ゼラオラVデッキ/炎・雷に続く第三の水タイプアタッカー
無☓②/ダイブレイズ 130
自分のベンチの「れんげき」のポケモンを2匹まで選び、自分のトラッシュからエネルギーを1枚ずつつける。
雷☓①・無☓②/クロスフィスト 100
前の自分の番、このポケモン以外の「れんげき」のポケモンがワザを使っていたなら、相手のベンチポケモン1匹にも、160ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
バシャーモVAMX・ゼラオラVデッキは、もともと入れ替えを前提としたデッキですので、バスラオも簡単に組み込むことが可能です。
最速でバトル場にバシャーモVMAXを用意し、ベンチにゼラオラVとバスラオをセット。
「ダイブレイズ」で130ダメージ与えつつ、ゼラオラVとバスラオにエネルギーを加速。
準備が出来たポケモンから、次の攻撃に移行していくというフォーメーションになります。
炎、雷、水と3タイプのアタッカーがそろうことで、相手の弱点に合わせてポケモンを入れ替えていく戦術も可能になります。
どのポケモンも、要求エネルギーが少ないので、プランの実現性という意味では、高いと思われます。
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④はくばバドレックスVMAX/バスラオとオクタンを使った「れんげきはくば構築」もアリ?
ワザ
無×②/エンペラーライド 10+
相手のベンチポケモンの数×30ダメージ追加。水×②/ダイランス 10+
のぞむなら、このポケモンについているエネルギーを2枚まで選び、トラッシュする。その場合、トラッシュした枚数×120ダメージ追加。
れんげきのポケモンではありませんが、はくばバドレックスにもバスラオは組み込めると考えます。
はくばバドレックス単体デッキの場合、ダイランスを250ダメージで使った後、エネルギー加速ができなくて攻撃が止まるということも少なくありません。
バスラオをつなぎのアタッカーとして使うことで、ダイランスからの「きずにむらがる」で、より早い連続攻撃を実現することが可能になります。
はくばバドレックスVMAXデッキは、「インテレオン型」や「ユキメノコ型」が主流ですが、「オクタン」を入れて、バスラオ、れんげきエネルギー、コルニの気合い、うねりの扇、ズミなどの「れんげきカード」をうまく活用して闘っていくデッキがあっても面白いと考えます。
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⑤れんげきインテレオンVMAX/キョダイウズマキの打点を補いつつ、ダブルシューターで追撃の追撃
特性/ダブルシューター
自分の番に、自分の手札から水エネルギーを1枚トラッシュするなら、1回使える。相手のベンチポケモン2匹に、それぞれダメカンを2個のせる。水×①・無×①/キョダイウズマキ70+
のぞむなら、このポケモンについているエネルギーを1個選び、手札にもどす。その場合、70ダメージ追加。
れんげきインテレオンVMAXは、ダブルシューターという使い勝手の良い特性を持っている反面、メインワザである「キョダイウズマキ」のダメージが最大140と小さいことが最大のデメリットです。
もともとバスラオは、れんげきインテレオンVMAXの「ハイクラスデッキ」だけに封入されているカードですので、「れんげきインテレオンとバスラオをセットで使ってね」というポケカ公式のメッセージであると考えられます。
「キョダイウズマキ」140ダメージからの「きずにむらがる」170ダメージで、合計310ダメージ。
ダブルシューターなども合わせれば、ほとんどのVMAXを倒せる打点になります。
やはり相性は抜群です。
⑥ガラルギャロップV/HPを100にすることで、ダメカンをたくさんのせる
無×②/リブラホーン
相手のポケモン1匹に、そのポケモンの残りHPが「100」になるように、ダメカンをのせる。超×②/サイコキネシス 60+
相手のバトルポケモンについているエネルギーの数×30ダメージ追加。
ガラルギャロップVの「リブラホーン」は、相手ポケモンのHPを100にするワザですので、相手HPが多ければ多いほど、たくさんのダメカンがのることになります。
HP320のVMAXポケモンなら、リブラホーンでのるダメカンは22個。
そこへバスラオの「きずにむらがる」をけしかえれば、ダメージは250で、当然、きぜつに追い込めます。
ただ、リブラホーンの後、VAMXに進化されてしまうと、ダメカンの数は少ないのに、HPは増えてしまいますので、バスラオでは対処できなくなります。
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⑦トゲキッス/逃げエネ0&2枚確定サーチ付きのお得感。ダンデが必須か?
無☓②/ダイグライド 120
のぞむなら、自分の山札から好きなカードを2枚まで選び、手札に加える。そして山札を切る。
トゲキッスの利点は、逃げエネルギーが0であることと、ワザ「ダイグライド」を使った後に、好きなカードを2枚持ってこられること。
そこで、バスラオとれんげきエネルギーを持ってくれば、次のターン確実に「きずにむらがる」が使えます。
ただ、問題は、ダイグライドの打点が120ダメージと小さいこと。
もしダイグライドで150ダメージ与えられれば、「きずにむらがる」と合わせて330ダメージが与えられます。
デッキに「ダンデ」を組み込み、ダイグライドの打点を+30することができれば、このプランは実現可能です。
<了>